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91話

「お義姉さん、お風呂入ってくるわ。午後はまた部屋を探さないといけないから、見つかったらすぐにここを出るわ」と義姉は立ち上がった。

義姉は寝室へ入っていった。

数分後、彼女は「三点式」姿で出てきた。

驚いたことに、彼女の手にはあの偽物が!

偽物だ!

兄貴がいなくなってから、義姉と一緒に寝ることはなくなったが、彼女が悲しみのせいでそういう欲望もなくなっていたはずだと思っていた。

でも、今は——

頭を巡らせてみると、もしかして先ほど劉麗麗と郭亮がリビングでアレをしていたと話したことで、彼女が刺激を受けたのだろうか?

義姉は浴室に入った。

「ザーザー」という水の音以外、何も聞こえなくなった。

だが、こ...