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814話

翻日目、王鉄蛋と花花娃は朝食を済ませてから山を下りた。

花娃はずいぶん長いこと町に行っていなかったので、道中ずっとそわそわと興奮していた。王鉄蛋は何度か花伯の「良いもの」について尋ねようと思ったが、なかなか切り出せず、町に着いてから花伯を誘って一杯飲みながら話を持ち出そうと考えていた。

鳳鳴県の町に入ると、花伯はさっそく数軒の漢方薬店を回って薬材の買い付けに忙しくなった。その間に王鉄蛋は二香に電話をかけた。二香は早く言ってくれればよかったのにと文句を言い、彼女はまだ村にいるとのことだった。そこで昼に香蘭を連れて町で会う約束をした。

町を半日ほど回り、薬材や滋養品はほぼ買い揃え、「神仙湯」の...