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74話

羅春花は最初、声を出さないように我慢していたが、一、二分も経つと、喘ぎ声を漏らし始めた。次第に大きく、艶やかになっていき、そこには微かな痛みの色も混じっていた。

しかし、それは気にするほどのことではない。ここは公道から遠く離れており、誰にも聞こえるはずもなく、ましてやこの時間帯、公道を通る人などほとんどいないのだから。

「お姉さん、気持ちいい?」

「あぁっ、気持ちいい!鉄蛋、もう少し優しく、優しくして……!」

下着一枚隔てているとはいえ、今日のは薄手で、手触りは非常に良かった。

羅春花は腰を絶え間なく揺らし、まるで発情したメス犬がオス犬を誘うかのようだった。

彼女の声が逆に私を刺激し...