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659話

「気持ちいい…」と王鉄蛋の全身に心地よい感覚が広がった。それでも、あそこはほとんど反応を示さなかった。

王鉄蛋はじれったくなってきた。こんなに挑発的な体に触れているのに、あれが反応しないなんて。

彼はキスをやめ、体を翻して如法の隣に横たわった。

如法は気を利かせて横向きになり、手の仕事を続けた。

「お兄さん、本当に我慢強いのね。妹、見くびってたわ」如法は逆に嬉しそうだった。

王鉄蛋は目を閉じ、昨晩の如霊と花娃のあのシーンを必死に思い出そうとした。心の中で繰り返す。「あのバカと如儒が交わって…」

果たして、その妄想は効果を発揮した。

如法は手の中のものが大きくなるのを感じたが、それが自分の功績で...