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60話

気持ちが落ち着いたあと、私は部屋に戻った。

テレビはもう消えていた。

義姉はもうパジャマに着替えて、タオルであのバイブを拭いていた。

どうやら彼女も終わったようだ。

思わず義姉に同情してしまう。

夫がいるのに実質的に寡婦同然、それも若くて健康な男が隣で寝ているのに、手を出せないなんて!

私は王小美のことを思い出した。

彼女はずっと自由だ。どうせ結婚していないから、誰とベッドを共にしたいと思えば、恋愛という名目で遊べる。

自分を大切にしていないと言えばそうかもしれないが、でも彼女は楽しんでいるじゃないか!

どんな男も王小美のような女性に出会いたがっている、お互い都合がいいのだから。

ただ、妻にす...