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590話

しかし、陳主任がこんな風に誘惑してくるなんて、僕がどうして耐えられるだろう?

彼女はもともと僕の妄想の対象だったんだ!

言ったじゃないか、彼女が目の前に立っているだけで、服を脱がなくても、頭の中では衝動が湧いてくるって。

ましてや、今彼女は服を脱いで、僕と寝たいとまで言っている。だから、もう自分をコントロールできない。彼女がこうして触れてきたら、完全に崩壊してしまうよ!

「陳主任、やめてください!」

僕は慌てて一歩後ずさり、両手で再び急所を守った。

「くすくす!」

陳主任は笑い出した。その目は罠に落ちた獲物を見るような輝きを放っていた。

「陳主任、僕は、あなたは——」言葉がうまく出てこなかった...