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589話

陳主管は自分の服を脱いだ。

この状況で、私は自分を必死に抑えていた。今はまだ彼女に触れてもいないのに、興奮する言い訳なんてないのだから。

仕方なく、まずは目を閉じることにした。

それでも、頭の中には真っ白な肌の姿がはっきりと浮かんでいる。

幸い、昨夜は秦姉さんとの時間があった。

今の私は女装をしているのだ。少しでも下心が生じれば、すぐにばれてしまう。

動く気配がしないので、尋ねてみた。「陳主管、もう横になりましたか?」

会話で気を紛らわせようとしたのだ。

「まだよ!」

陳主管が自分の体を見つめ、うっとりと自己陶酔している様子が見えた。

「鉄蛋、知ってる?私、結構美人なのよ」

「ええ、ええ、知っ...