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552話

「はい、陳主任」

小玉が私の手を引いて洗面所へ案内した。

「ちゃんと頑張ってね!」小玉は念を押した。

「わかってるよ。昨日、マッサージしたじゃないか」

小玉は微笑んだ。

手を洗い終え、出てくると、陳主任が服を脱ぎ始めるところだった。

「小玉、先に外に出ていて」

小玉は部屋を出て、ドアを閉めた。

私は唾を一つ飲み込み、それから言った。「陳主任、一つ質問があるんですが、言うべきかどうか…」

「言いなさい」

「以前マッサージ店で働いていた時、女性のお客様の敏感な部分をマッサージすると、反応されることがあって、声を、声を出されたりして…それを聞くと、私も反応してしまうことがあるんです。これは本当にコン...