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365話

私はマー姉さんとのこの機会を絶対に逃すつもりはない。それに、心の奥底では、マー姉さんと良い関係を築ければ、得こそあれ損はないと思っている。

都会に出る前、親父が何度も言っていたっけ。外で生きていくなら、友達が一人増えれば道も一本増えるんだとな!

「じゃあ、マー姉さんに電話して、意向を聞いてみるわ」と義姉が言った。

「義姉さん、電話かけるのはお願いして、マー姉さんとは僕が話すよ!」

「いいわよ。でもマー姉さんが気が進まなかったら、変なこと言わないでよ!」

「わかってるよ」

そして、義姉は携帯を取り出し、マー姉さんに電話をかけ、スピーカーモードにした。

相手の声が聞こえてきたところで、義姉は携...