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364話

「まったく、納得いかないよ！」

開店祝いの日に、いきなりハゲの強者が現れて嫌がらせをし、おまけに殴られるなんて。不服だけど、力の差は明らかだ。彼と正面から戦うなんて無理だ。

一発殴られただけならまだしも、筋や骨には傷ついてないし。でも、俺たちの店に嫌がらせするなんて、黙って見ているわけにはいかない！

この店は兄貴が命と引き換えに手に入れたものだ。家族全員がこれで生計を立てている。絶対に潰させるわけにはいかない！

義姉さんの落胆した表情を見て、試しに聞いてみた。「義姉さん、この金強と馬姐を比べたら、どっちが力あるの？」

義姉さんは眉をしかめながら言った。「馬姐も大きな商売をしているわ。以前ちょっ...