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363話

「フン、殴るだけで済んだと思うなよ！林秋語、よく聞け。もしおれの客がお前のとこに来たって知ったら、この店は二度と開けなくなるぞ！」とスキンヘッドの男が冷笑した。

「何の権利があって私たちの店を潰そうとするの？」

梅子が怒った。こんなに怒った彼女を見たのは初めてだ。小さな両手を握りしめ、体中が震えている！

「何の権利だって？林秋語、脅しじゃないぞ。気をつけろよ！」

そう言い捨てると、奴は大股で立ち去った。

義姉の目には涙が浮かんでいる。「鉄蛋、痛い？」

彼女は手で私の胸をさすった。

「義姉さん、大丈夫です。この程度の一発なら耐えられますよ」

「義姉さん、鉄蛋、一体どういうことなの...