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305話

「これもよくないだろう。今は四人で一緒に住んでるし、そんな機会なんてないよ。無理だって!」

「ハハハ、実は一番簡単な方法を教えてやるよ。安眠薬を少し入れて、あとはそのまま行けばいいんだ。彼女が目を覚ましたら、春の夢を見たと思うだけさ!避妊具を忘れなければ大丈夫!」

「くそ、それは卑怯すぎる。ダメだ、絶対ダメだ!」

実は、薬を使うという手段はとっくに思いついていた。ただ、良心が許さなかったんだ。義姉さんは俺にこんなに優しくしてくれて、自分から俺と関わってくれている。そんな彼女にどうしてそんなことができるだろうか。それこそ本物の畜生だ。

「鉄蛋、考えすぎるなよ。お前の義姉さんはいずれ誰かと...