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30話

私が電話を取ると、彼女は明日町に戻るから、みんなでもう一度集まろうと言った。

願ってもないことだ。おととい起きたことを思い出した。

あの白くて柔らかそうな体が忘れられなかった。

家族に一言伝えると、杖をついて家を出た。

意外にも、今回もドアを開けたのは張小凤だった。

まあ、小美が帰るというのに彼女を呼んだのは当然かもしれない。

彼女の頬は赤らんでいて、私を見るとすぐに中へ引っ張り込んだ。

彼女に引かれて二階へ上がり、部屋に入ると、王小美がパジャマ姿でテレビを見ているところだった。

くそっ、彼女はあんなエロ映画を見ていたのか!

なんと二人の女性と一人の男が裸になって行為をしている場面だった...