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2569話

「テツダン、もうダメ、早く挿れて——」女は腰を激しく揺らし、両脚も震えていた。

王テツダンはわざと彼女の望みを叶えず、焦らし続けていた。

「もう、テツダン、お願い、お願いだから、本当に痒くて死にそう」劉ファンはこの時、恥じらいなど忘れ去り、ただ男のアツい物が自分の空虚な体を満たしてくれることだけを望んでいた。

「本当にそんなに欲しいのか?欲しいなら可愛く言わなきゃ。俺のこと旦那って呼べよ」

「旦那様、旦那様、早く入れて——」天水市の副秘書長兼接待課長という立場も忘れ、すっかりベッドの上の淫らな人形と化していた。

王テツダンは得意げに笑うと、腰を一突きし、彼女の願いを叶えてやった。

「気持ちいい...