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2324話

彼は心乱れて考えていると、鄭天虎が近づいてくるのが見えた。その顔も相当に暗い表情だった。

「二弟、大変なことになった！」

「わかってる、さっき電話があったんだ」鄭天虎は彼の慌てふためいた表情を見て理解した。

「くそったれ、何の前兆もなかったなんて！あの趙有勝は何をやっていたんだ？」

「もし彼が察知していたなら、双規されるようなことになっていないだろう」

「俺たちはどうすればいい、あいつは俺たちのことを白状するんじゃないか？」

「以前なら、市での俺たちのコネを使ってあいつを助け出すのもそう難しくなかったが、今は大哥があっちとの関係をこじらせてしまった。市に頼るのは難しいだろう。さっき大哥に電話し...