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230話

私はよく分からない様子で頷いた。

「あなたはこれからもうちの店の中心なのよ。この重責を担ってほしいわ。お姉さんはあなたに期待してるのよ!」

「お姉さん、梅子は私について按摩を習ってるんです。彼女も将来、中医按摩師になれますよ」

「梅子には按摩師をさせるつもりはないわ」義姉は言った。

「じゃあ、彼女に何をさせるつもりなの?」

「梅子はあんなに綺麗で、気品もあるから、フロントの方が向いてると思うの。お客様の対応専門よ。この仕事の方が按摩師より体裁がいいわ」

そんな役職があるとは思ってもみなかった。

「実は、私も彼女を技師にしたくないんです」と私は言った。「一応、名目上は私の嫁さんなんですから、彼女...