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2075話

「若いのはいいねぇ、弾力があって、手触りも最高だ」

如雨が男の股間に手を伸ばし、くすくす笑いながら言った。「あなたの殿方が私を引き寄せたのよ!」

「このエロ娘め、もう一回試してみるか?」

「もういい、耐えられないわ」如雨は怖がって布団の中に潜り込んだ。

「言っておくが、コイツはお前を気持ちよくもするし、痛くて死にたくなるほどにもするぞ!」王鉄蛋は脅すように言い、手を伸ばして電気を消した。

部屋は静かになり、しばらくすると男はかすかないびきを立て始めた。一日の疲れを癒やし、ようやく深い眠りについたのだ。

如雨は彼に寄り添い、満足げな笑みを浮かべていた。

県都の俗に「赤線区域」と呼ばれる国本路では...