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1788話

老土村では、夕食後は外を歩き回る人はほとんどいなくなる。

呉明貴は辛抱強く完全に暗くなるまで待ってから、こっそりと家を出た。村長として夜に外回りをして、各家庭の防火防犯状況を確認するというのも言い訳としては通用するだろうが、余計な目に遭わない方が無難だ。だから、できるだけ人に見られないようにしたいところだった。

家を出る前に、呉明貴は薬酒を半分以上飲んでおり、今はお腹の中が暖かく、力がみなぎっていた。

柳萍との濃密な時間を過ごすのは久しぶりだし、種付けという重要な任務も背負っている。だから彼は気合いを入れて、思いっきり楽しむ準備ができていた。

彼は半開きになっていた門を押し開け、手早く...