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1646話

電話が繋がると、彼は携帯を如夢に渡した。

如夢は電話を受け取り、身を翻して少し離れたところへ歩いていった。王鉄蛋は目を拭うと、ハンカチをポケットにしまった。

「小玉、師太姉さんにラーメンを作ってあげておいで」

「うん」小玉は家の中へ駆け込んだ。

「どうだった?」数分後、王鉄蛋は如夢が電話を切るのを見て尋ねた。

「住職は、もしおばあさんがそう望んでいて、小玉自身も同意するなら、村長に書面の証明を書いてもらって、お寺で小玉を引き取ることができると。それから将来出家するかどうかは彼女自身が決めればいいって」

「それは良かった。住職が引き取ってくれると思ってたよ。まさに『一命を救うは七重の塔を建てるに...