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1440話

「なんてうっかりしてんの?」趙強は状況を見て、どこからそんな勇気が湧いてきたのか、テーブルの上のティッシュを掴むと彼女の太ももに拭きつけ始めた。その手はついでに彼女の太ももを撫で回し始めた。これで彼はさらに心が揺さぶられ、自制できなくなった。

「もういいわ、拭かなくていいから。着替えてくるわ」二香はそう言って、立ち上がり寝室へ向かった。

寝室のドアはリビングに斜め向かいにあり、趙強はそのドアがしっかり閉まっていないことに気づくと、悪魔に取り憑かれたかのように近づいていった。ドアの隙間から覗くと、二香がベッドの側に立ち、ドアに向かって頭を下げたまま、ズボンを脱いでいるところだった。

趙強は...