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1186話

「大虎は真面目な顔で言った。

「嫂子？」王超は理解できなかった。

大虎はさらに言った。「香蘭は鉄蛋の女房だろ、嫂子って呼ぶべきじゃないのか？」

香蘭は一気に顔を赤らめた。「大虎兄弟、私と鉄蛋兄さんはまだそこまでの仲じゃないわ」

大虎は笑いながら言った。「どこまでって、まだ寝てないのか、それとも婚姻届を出してないだけか？」

「もう、何言ってるの。もういいわ、忙しいから行くわね」香蘭は慌てて部屋を出たが、心の中は甘い気持ちでいっぱいだった。

「大虎、お前な、人を困らせるなよ。酔っ払うとでたらめ言いやがって」王鉄蛋は香蘭の恥ずかしそうな様子を見て、少し嬉しくなった。

「はは、なるほどな。鉄蛋が俺たち...