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1076話

「可愛い子、今夜はお兄さんが食べちゃうからね」男は食欲を露わにし、再び雪のように白い僧衣をめくり上げた。

鳳鳴具城のある料理屋で、劉二と趙強、張大栓は個室で酒を酌み交わしていた。

酒が三巡り、大栓が言った。「二哥、最近儲かったんじゃないか？どうしてこんなに何度も俺たちに酒をおごるんだ？もう恐縮しちゃうよ」

劉二は笑うだけで言葉を発さず、顔には喜色が満ちていた。

趙強はタバコを一本取り出して劉二に渡しながら言った。「二哥、何か儲かる話があったら兄弟に教えてくれよ。俺と大栓が工事現場であんなに苦労して働いても、あの程度の金しか稼げない。いつになったら街に家を建てて、柳萍を嫁に迎えられるんだか」

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