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976話

彼も随分と憂鬱だったが、夜になればあの二人の可愛い子が自分の相手をしてくれると思うと、たちまち気分が明るくなった。

焦る必要なんてない、たった半日の辛抱だ。夜になれば楽しめるんだから。それに昼休みはあんなに短いし、たとえあの二人が誘ってきたとしても、仕事に戻る時間までには発散しきれないだろう。

それなら夜まで待って、あの二人をたっぷりとお仕置きしてやる方がいい。さっきは二人がかりで自分を挑発してきたが、ふん!今夜こそ、この俺様が無敵の男の真髄を教えてやるんだ。

一龍二鳳どころか、一龍三鳳だって余裕でヨガらせて言いなりにしてみせるさ!

午後の仕事は非常に熱心に取り組んだ。その間、老鄭が一度彼を...