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936話

その時、私の良い習慣の利点が現れた。先ほど軽い吐息が聞こえた時、すぐにスマホの録音機能を起動させていたのだ。暗くて撮影は無理だったが、音声の録音なら問題なかった。

王麗麗の仕事は作業員たちのミスを見つけることだ。もし彼女と良い関係を築けるか、彼女の弱みを握れば、これからは自分も楽になるだろう。

そう考えていたが、それは表面上の理由に過ぎない。本当の理由は、彼女への欲望だった。

こんな美人を初めて見た時から、ヤりたいと思っていた。ただずっとチャンスがなかったが、今やっとチャンスが来た!

私は周囲を見回した。近くに人影はなく、老鄭もきっと遠くに行ってしまったようだ。王麗麗がズボンを上げ始め...