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86話

数日間、ずっと不安に駆られていたものの、恐喝状のようなものは一通も届かなかった。むしろ孫玲玲からの電話を受け取ることになった。

孫玲玲は前回の撮影がうまくいかなかったことを残念がり、改めて時間を設けて、新たな写真セットを撮影してほしいと言ってきたのだ。

私はすぐに気持ちが高ぶり、これまでの恐怖や不安など雲の彼方へと吹き飛ばしてしまった。

週末の朝九時に撮影の約束をし、私は早々と万全の準備を整えていた。

今回は孫玲玲が自ら進んで訪ねてくるのだから、このチャンスを逃すわけにはいかない。

手に高級コンドームを握りしめ、それを装着して孫玲玲の中に挿入する光景を想像すると…

待ちきれずに時間...