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850話

私は先ほど袁賽賽が落ちた湖の岸辺へ走っていったところ、突然あるものが目に入った！それは袁賽賽のスマホだった！

そのスマホは彼女と一緒に水中に落ちたはずだったが、自撮り棒につながれていて、その自撮り棒が岸辺に引っかかっていたのだ。

つまり、このスマホは実際には湖の中に落ちていなかったということだ！急いで自撮り棒を掴んでスマホを取り出すと、画面はすでに消えていた。おそらく水没が原因だろう。

スマホを見つめながら何かを考えていた私は、最後に笑みを浮かべた。スマホをポケットに入れると、自撮り棒の方は人目につかない場所に捨てた。

この時、林嫣然は大きな木の下でスマホをいじっており、私の行動には気づいてい...