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818話

「なっ...何を言ってるの？私に手を出しておいて、男性に絶望するなだなんて？厚顔無恥にも程があるわ！」林嫣然は一瞬呆然とした後、怒りに顔を赤らめた。

「へへっ！男ってのは比較するもんさ。この世の男たちに失望した時は、俺のことを思い出せばいい。俺みたいなクズ男と比べたら、他の男たちはマシに見えるだろ？」俺はニヤリと笑いながら言った。

一見厚かましいこの言葉が、不思議と林嫣然の心に少し響いた。彼がしたことはこんなに卑劣なのに、言っていることはなぜか自分を励ましているように聞こえる？

そんな考えが浮かんだ瞬間、林嫣然は我に返った。なぜ彼が自分を励ましていると思ったのか？彼はたった今、自分に手を...