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809話

彼女はちょうど診療所を開いたばかりで、午前中はまだ結構忙しかったけど、お昼頃になると人がほとんどいなくなった。皆休憩中で、彼女もちょっと眠くなっていた。

うとうとしかけたその時、突然ドアから誰かが入ってきた。相手を見た途端、鄭雪雲の目がパッと輝いた。俺だ！

この間、実家にいる間、鄭雪雲は衣食には困らなかったものの、ずっと気分が晴れなかった。一つには何年も連れ添った夫の趙成才が快楽散を売ったために無期懲役になってしまったこと、もう一つはあの方面の欲求が満たされないことだった。

生計のことも考え、他の要因も考慮して、鄭雪雲は傷を癒す期間を過ごした後、また診療所を再開することにした。本来なら趙...