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800話

「どうしたの、嫣然?」張明は急いで尋ねた。

「な...何でもないわ、さっきゴキブリが一匹飛んでいっただけ。大丈夫だから、早く戻って。私も三分くらいで戻るから」林嫣然は必死に平静を装った。

「わかった、じゃあ戻るよ。君も早く戻ってきてね!」張明は電話を切ると、何も疑うことなくその場を去った。

この時、男子トイレの中で、林嫣然は冷たい目で私を見つめていた。「もう十分触ったでしょう?」

さっき林嫣然が電話をしている時、私は手を伸ばして彼女の山の頂の一つを掴み、強く揉みしだいていたのだ。だから林嫣然は思わず声を上げてしまったのだ。

林嫣然の表情を見て、私はニヤリと笑った。「もちろん足りないさ。どう考え...