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780話

「最後は私も嫌になった。周りに人がいれば、彼は慌てて逃げ出しただろう。だが、近くに誰もいないのに、この娘はよくもこんな風に俺を罵れるな。死にたいのか!」

彼はすぐに一歩前に出て、女性配信者の手首を掴み、冷たい声で言った。「お嬢ちゃん、さっきバスの中で最初に俺に押し付けてきたのはお前だろ。それから俺の股間を触りまくって、今度は俺を痴漢呼ばわりか。お前の理論でいけば、俺はお前を女痴漢と呼ぶべきじゃないのか?」

その言葉に女性配信者は一瞬固まった。思い返せば確かにその通りだった。あの時は前の中年男性に押されて彼の前に立ち、お尻が彼の股間に当たり、それで彼が生理反応を起こしたのだ。

そしてその後...