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687話

孫月茹の身体は数十秒間硬直したのち、ようやく緩んだ。そして彼女の喘ぎ声が漏れ始めた。

「動か……動かないで」孫月茹は慌てて言った。今でもこんなに痛いのに、もし動いたらどれだけ痛いことか!

僕も彼女が初めて自分のような強大な男を受け入れるには、少し時間が必要だと分かっていたので、しばらく動かずにいた。

やがて孫月茹が徐々に慣れてきて、顔を赤らめながら言った。「早く……早く出して、蛇を誘い出す遊びが始まったわ」

僕は頷いて、にやりと笑い、そのまま完全に引き抜いた。中には何も残さなかった。

突然の空虚感に孫月茹は慌てて言った。「ダメ……全部出しちゃダメ、中に少し残しておかないと」

「そう...