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634話

運転手に車を停めてもらった後、二人は近くの小さな林に入った。

芝居は最後までやり遂げなければならない。私は意識的に数滴を絞り出し、ズボンを整えて振り返ると、林嫣然が背後に立っていた。

林嫣然は顔を真っ赤にして、躊躇した後ようやく口を開いた。「韓お兄さん、さっき林先生が手であそこを触ったとき、気持ち良かった?」

「うん!気持ち良かったよ」理由は分からないが、私はとぼけて答えた。

「じゃあ...先生がもう少し気持ち良くしてあげてもいい?」

そう言うなり、林嫣然は突然予告もなく手を私のズボンの中に入れてきた。

小さな手の包み込む感触に、私はビクッとして、瞬く間に反応してしまった。

林嫣...