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528話

「すぐ出るよ、いとこ」私はそう言いながら立ち上がり、ズボンを履き始めた。

二人の美女たちも気を利かせて、一歩引いて、もう私を誘惑するような仕草は一切しなくなった。

暗室のドアを出るとすぐ、いとこは待ちきれないように私を脇へ引っ張り、好奇心いっぱいに尋ねてきた。

「どうだった?気持ちよかった?」

「へへ、すごく良かったよ」私は照れくさそうな表情を作り、頭をかきながら言った。「いとこ、普段からよくここに来るの?」

「何してるの?」

「今度また来るときさ、もし俺が授業がなかったら、一声かけてくれない?」

いとこは大笑いした。「なんだ、まだ足りなかったのか!いいぞ、今度はもっとスリリングな場所に連れて...