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418話

時間を確認すると、朝の五時過ぎだった。

もう横になっている気分でもなかったので、思い切って外に出ることにした。

確か大学の近くには24時間営業の薬局があったはずだから、ちょうど甥の嫁に薬を買いに行こう。

帰り道、ちょうど甥の嫁と林婉児が甥と一緒に階段を降りてくるところに出くわした。

「ハン兄さん、どこに行ってたの?部屋にいなかったけど」

甥は普通の様子で尋ねてきた。

「早く目が覚めたから、ちょっと外を歩いてただけだよ」

「やっぱり若いわね、精力絶倫なんだから!」

林婉児は意味深に私の股間をチラリと見て、舌で唇の端をなぞった。あからさまな誘惑だった。

この言葉が甥の耳に入ると、まったく違う意味に...