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408話

私が一人で悩んでいるところに、スマホが突然震えた。なんと甥の嫁からのメッセージだった。

甥の嫁はいきなり本題に入ってきた。

「さっきあなたが甥と階下で長話してたけど、何を話してたの?」

メッセージを見た瞬間、言葉を失った。この夫婦は一人が家の中、一人が外にいて、私を間に挟んで板挟みにしている。

「どうしたの?わざと見なかったふり?返事したくないの?あの晩あなたが私に約束したことを忘れないでよ!」

甥の嫁の脅しは明らかだった。仕方なく、ありのままに返信することにした。

「あいつはまるで畜生ね!校長のポストのためなら、恥も外聞もないっていうの!」

甥の嫁はそう言いながら、怒りの絵文字を送ってきた...