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372話

「ん、ん……」

私は彼女の高ぶりを感じ取り、前後に動く意味も理解した。

だが今の状況では、どんなに欲望があっても、学生相手にそんなことはできない!

彼女は私が黙ったまま動かないのを見て、動きを止め、少し躊躇いながら呼びかけてきた。

「先生、あなた……」

「さあ、立ちなさい。早く寮に戻って休んだ方がいい。若いんだから、自分をしっかり守るんだよ」

私は内なる欲望を必死に抑え、両手を伸ばして彼女に力を貸した。彼女が自分で立てるようになってから、自分の服についた埃を払い、立ち上がった。

「行こう、寮まで送るよ」

「でも先生、あなたのテントがまだ張ったままですよ……」彼女は私のズボンを指さし、少し傷つい...