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367話

「そういえば、急に思い出したんだけど、今日私を手伝ってくれた人の中で、特に不慣れな様子で、何度か歯が当たったりしたの。甥の嫁さん、もしかして初めて口で...」

「黙りなさい!」

甥の嫁は怒ったように叱りながらも、顔には怪しげに赤みが差していた。

答えは明らかに言うまでもなかった。

私の心臓が激しく鼓動し始めた。こんな美人が初めての口のサービスを私に捧げたなんて!

さっきの彼女の恥じらいがちで不慣れな様子を思い出すと、まるで彼女の初々しさを奪ってしまったような錯覚に陥った。

「ところで、彼女いるの?」

「いないよ」

「わかった。じゃあ、当分の間、他の女の子と近づきすぎないでね。甥に見...