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345話

気がつくと、張芹の胸元は大きく開いており、豊かな胸の谷間が今にも飛び出しそうになっていた。下に履いていた黒ストッキングにも、あちこち破れたところが垣間見える。

特に私が見ている時、張芹はわざと近づいてきて、スカートが風に煽られ、下が何も履いていないことがうっすらと見えた。

もともと張芹は悪くない容姿だったが、このように意図的に誘惑してくるものだから、部長はたちまち心臓の鼓動が早くなった。

「この正社員登用の件、どうして私に相談するんですか?」

「部長にやっていただくのが一番いいかなって、そう思いませんか?」

私は「やる」という言葉を意図的に強調した。

「それは少し言い過ぎですね。ま...