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28話

「安心して、俺がお前を大事にするからな、玲玲。心配するな、今回阿立を助けてくれたら、これからは何でもお前の言うとおりにするよ」

私は興奮で震えていた。頭皮までピリピリとしびれるような高揚感だった。

無駄話はせず、少し膝を曲げ、頭を下げて狙いを定め、両手で玲玲の細い腰を掴んだ。

初めてということもあり、私の動きは特に優しかった。

私のものがゆっくりと入っていく。深く入れすぎないよう慎重だったが、それでも魂が震えるような感覚に襲われた。

もう四十近いのに、処女なんて経験したことがなかったからな。

一方の孫玲玲も目を閉じ、両手で私の腕をきつく掴んでいた。

すべてが終わった時には、もう午後六時を過ぎて...