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241話

「カメラに向かって……」私は急いで視線をずらし、牛乳を手に取った。

あそこの不快感を和らげるため、ゆっくり動こうとした。だがカメラはタイマーがセットされていて、絶対に遅れるわけにはいかない。仕方なく、私は意を決して牛乳を持ったまま李美娟の側へ歩み寄った。

最初のステップは、その丸みを帯びた豊満な肢体に牛乳を注ぐこと。私の目がそこに釘付けになると、もう視線を外すことができなかった。手の中の牛乳は間違いなくそこへ注がれ、乳白色の液体があの張りのある豊かな曲線に流れていく様子は、まさに斬新な光景だった。

なんて刺激的な光景だろう!

私の心臓は激しく鼓動し、魔法にかけられたようだった。

思わ...