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187話

私がこの時点でこれほど冷静でいられるのも実に容易なことではない。もちろん心の中では、その超長時間の動画が一体何を放送しているのか確かめてみたいという気持ちもあった。

ただ、金を払う前に、私はもう一つ小細工を考えた。

すんなりと入りたいと表明すれば、相手に疑われるのは確実だ。だから私はまず、グループでは見たい種類の動画を選べるのかと尋ねてみた。

相手はランダムで、選択はできないと言ってきた。私はそれに乗じて値段交渉を始めた。

相手は意外にも面子を立ててくれて、先ほどの10分間の動画はサービスだったから、288元だけ払えばいいと言ってきた。

私は程々にしておき、相手に288元を振り込んだ。ただし...