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1289話

高蜜蜜の視線は次第に霞んでいき、私の広い背中のシルエットだけがかろうじて見えていた。

私と彼女の母親が何度も絶頂に達する中、高蜜蜜も人生で初めての経験を迎えていた。

その感覚は彼女にとって新鮮でありながらも恐ろしく、今の自分はもう純粋ではないような気がしていた。

その後のことも含めて——彼女は自分の母親が眠りから目覚め、ソファで深く眠り込んでいる私を見つめる様子を目の当たりにした。母親の表情には衝撃と怒り、そして自責の念が浮かび、同時に口元には賞賛するような微笑みが浮かんでいた。

それからも、母親は特に気遣うように私に服をかけ、風邪を引かないようにしていた。

そばに座って私を見つめながら...