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1143話

彼が妻を説得しようとしたその瞬間、私は頷いた。「いいよ、陽陽が同意したなら、始めようか!」

そう言うと私は立ち上がり、自分の服を脱ぎ始めた。

すぐに私の服は全て脱ぎ終わり、鍛え上げられた肉体が露わになった。

先ほどから私が強靭な体の持ち主だと察していたものの、若い男と陽陽が実際に目の当たりにすると、その場で唖然としてしまった。

「ねえ、やっぱりやめよう...」若い男が言いかけたところで、陽陽に遮られた。

「黙りなさい!私は兄さんとやりたいの、絶対にやるわ!」陽陽の口調には軽蔑の色が混じっていた。「この役立たず!あの時、大学四年生の時にあなたがこんなに情けないだなんて知っていたら、付き...