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935話

羅侯学府を出た後、新丹山と蓮花地を通り過ぎて、やっと河池峰に到着できる。

新丹山は山々が連なり、見渡す限り、大小様々な山々が起伏し、広大な面積を覆っている。張浩然はこの新丹山を通過するだけでも二日もの時間を費やさなければならない。

「新丹山には数多くの凶獣がいる。山中には『沙蘇』と呼ばれる瘴気が常に漂っていて、この瘴気は単純なものではない。仙人の元嬰に大きな影響を与え、元嬰を麻痺させる。仙人の力が損なわれ、結果として凶獣に不意打ちされることになる」張浩然は剣に乗って進み、下方の山々を見下ろした。そこには様々な色の瘴気が漂っており、一見すると張浩然のいる高さには達していないように見えるが、実際に...