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800話

「張浩然、お前は冥罡雪蓮が欲しいのか?」盧城が尋ねた。

沈戈府の地仙たちはこれを聞いて、一斉に軽蔑の眼差しを向けた。何を当たり前のことを言っているのか。冥罡雪蓮は三階の霊宝であり、望山湖の七大勢力の中でも引っ張りだこの品だ。玄心門だけでなく、他の勢力もみな探し求めている。ただ、冥罡雪蓮についての知識が玄心門ほど詳しくないだけだ。

飛狼院の地仙たちも頭を振り、まるで盧城の質問を嘲笑うかのようだった。知能を見くびっているのか?

「俺は冥罡雪蓮が欲しい」張浩然は言った。

盧城は気まずそうな表情を浮かべた。張浩然が自分の顔を立ててくれないだろうと予測していたのだ。「では玄心門とお前で宝物を交換...