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747話

「居合第三式:狂風絶息斩」

これは張浩然が七陣真仙になって初めて使用できる極上の剣術である。

この技には二つの能力がある。

第一に、八陣真仙の体外にある真元の防壁を削ぎ落とすことができる。真元の防壁の保護を失った八陣真仙は、一枚の紙ほどに脆弱となる。

第二に、神識の覆う範囲内の風を方寸の間に凝集させ、剣気を通して放つことで、八陣真仙を斬ることが鉄を断つように容易になり、空間法則を小成まで悟っていない紫府真仙に対しても、極めて大きな脅威となる!

至高無上の仙法「虚空凝剣訣」として、前世で張浩然が紫府真仙だった頃、空間法則を悟り、狂風絶息斩を自ら創り出した。狂風絶息斩の運用法こそが、空間法則の奥...