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670話

録影石が東海の戦いを星雲大陸へと伝えていた。

三つの録影石は、それぞれ湯家の湯亦、冉家の冉杰、そして秦龍に結びついていた。

修仙時代では、わずかな変動でさえ瞬く間に広がるものだ。まして東海でのこの熾烈な戦いとなれば尚更である。

張浩然は容赦なく、情けをかけることなく攻撃を加えていた。

梁超たちは活海の気が奔流してくるのを目の当たりにし、天空を覆い尽くす剣気が大きな網のように彼らの逃げ道をすべて封じていくのを見た。

この瞬間、どんな法術や神通を使っても無駄なことだった!

「梁超、早く何か考えろよ!」騰玉が叫んだ。心の中で呪った。張大師はどうやって修行したのか、五洞真仙でも七洞真仙を殺せるとは。

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