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46話

夜の自習が終わり、徐晴は張浩然を探し出した。

この期間、徐晴は張浩然に会いに行くことはなく、高考前の準備に全力を注いでいた。

だから今夜自習後に徐晴が張浩然を探し出し、ついでに帰ろうとしていた凌歓も引き止めたことは、張浩然にとって意外だった。

「張浩然、凌歓、謝罪の気持ちを表すために、食事に招待したいの」徐晴は真剣な様子で言った。嘘をついているようには見えず、態度は真摯だった。

「食事？」凌歓は首を傾げた。「いきなり何の食事だよ、急いで寮に戻って自習しないといけないんだ」

凌歓は物理と化学の問題集を三冊手に持っていた。これが今夜の計画だったので、外出して食事なんかして時間を無駄にしたく...