Read with BonusRead with Bonus

428話

すぐに一行は明十三陵の人気スポットに到着した。

神道。

明十三陵の神道は石の牌坊、大紅門、碑楼、石像生、龍鳳門などで構成されている。

碑亭は神道の中央に位置し、入母屋造りの重層屋根に四方に反り返った角を持つ大きな方形の楼閣で、長陵のために建てられたものだ。

亭内には龍の頭を持つ亀趺の石碑が一基あり、高さは六メートル以上ある。

「大明長陵神功聖徳碑」と題され、碑文は三千五百字以上に及び、明の仁宗朱高熾が撰文し、明初の著名な書道家である程南雲が書したものだ。碑の東側には清朝が明陵を修復した際の費用記録が、西側には嘉慶帝による明代滅亡の原因についての論述が刻まれている。

碑亭の四隅には四本の白い石の...