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371話

百獣塔の図騰が流転し、風声鹤唳のような咆哮が百獣塔から響き渡った。

蘇陽洪ら半仙たちは素早く百獣塔から距離を取った。

「尊敬する蘇家当主、あなたは約束を果たしました。そして我々日国の忍者も言ったことは必ず実行します。双爪火螭が現れたら、我々日国の忍者がそいつを従わせ、張大師を殺させましょう」山本大勇は言った。

「言葉通りにやってもらいたいものだ！」蘇陽洪は半仙たちを率いて素早く後退し、是非の地を離れ、まだ生きている蘇家の村人たちを探して集めに向かった。

その時、百獣塔の上部に隙間が開き、天地を揺るがす咆哮が響き、殺気と血の匂いが充満した。

一頭の猛獣が百獣塔から飛び出してきた！

火螭の体は灼熱...